ずいぶんダラダラした投稿になりましたが、
ようやく仕上げました!
お暇があったら、お付き合いくださいませ。 
前日、何時間もご飯を食べながら、ゲラゲラ話していて、
吉本のお笑いフェスティバル「LIVE STAND08」に行く〜?
なんて一緒に言ってた友だちが、いきなり誘ってくれたのが、

宮内庁の雅楽の演奏会!

思わず「がはくって、なあに?」って聞き返しても仕方ないよね〜。

雅楽って聞いても、え〜と、なんだっけ? くらいで。

ただ、もう時効なので告りますが、
学生の頃、赤い袴をはいて、髪に紙を巻いて、
笙や篳篥(ひちりき)の調べを必ず耳にするバイトをしていたので、
多分、普通の人の何十倍も、笙と篳篥の音色は聞いているんです。
その時は、奏でる人によって、ずいぶん違うものだと思ったものです。

それに、忘れちゃいけないのが、あのドラマ!
不良少女と呼ばれて

懐かしくないですか?
懐かしいよね〜。
うん、懐かしい。(←三段自己完結・笑)

ここは、ひとつ、私もワビサビが分っていい歳だし、
いっちょ、行くか〜!と、
ふつつか者ながら、友だちにご一緒させてもらいました。

で、そこで気になるのが服装。
「何着ていけばいいの? どんなの? 服ないよ〜。」
軽く、パニパニパニックしながら聞くと、

友だちは、同窓会用に買った服があるから、それを着ていくと、
かなり、わからない答えをくれました。
え〜ん、どんな同窓会やねん。

わからん・・・。(←ドヨ〜ン)

そして迎えた当日、
何年も前に買った入学式用のスーツを着て、
いちばんカチッとしたハンドバッグを持って友達と会ったら、

おおおお〜〜〜〜〜!
っと、しばし愕然。
ふ、ふ、ふっ (←言うな〜〜〜〜) 普通のお洒落着〜〜!
こういう時、はりきりすぎた自分が可愛いっていうか・・・


恥ずかしいっ!

まあ、後で他のお客さまを見たら、千差万別で、
お着物の方から、カジュアルっぽい方までいろいろでした。
一般の方が招かれて開かれる会だったので、
一般人、気を楽に持てばいいんですね。

さて、皇居ですが、
普段でも見学できることをご存知ですか?
さすがにいきなりは無理で、前もって手続きが必要なようですので、
ココロ誘われる方は、どうぞコチラをご覧下さいませ。
母もその昔、いろいろ見学して、松の廊下だかなんだか見たと言ってました。

さて、今回、私たちが入ったのは北桔橋門からです。
ご招待状を、警備の方にチラッとお見せし、
プラスチックの入園表をいただくと、もう自由行動可(笑)です。

雅楽が催される楽部庁舎に通じる小路の手前で、
係の方に、招待状をお渡しし、荷物検査を受け、
並んでいた列につかせていただきました。

この係の方達が、宮内庁職員の方か、宮内庁警察の方かわからないんですが、
実に、慄然としていて、何気に格好良かったです。

なのに、携帯を出して、パシャパシャ撮る、不埒な私・・。
こういうところでは、皆が皆、上品に思えて、いやですね〜。

でも、ほら!
そこは、物見高い、日本人!

一歩、館内に入ると、ほら! ほら! ここも!あそこも!
撮る!撮る! なんだ、みんな、もの珍しさで撮りまくってる状態!

・・・の3歩手前でした。

席は、全部自由だったので、
写真は後にしようと友だちに促され、着いた席が、
舞台の左手を上がったところでした。横から見る形です。

館内は、回廊型に廊下がつながっていて、真ん中の広い部分が舞台と客席です。
客席の下には、白い玉砂利が敷かれており、回廊の内側の壁の様子を見ると、
屋外を模しているのだと推測できました。

この建物は、古めかしいもののレトロさ加減がいい感じで、
後になって、どうしてもっと、館内を撮りまくらなかったのかと後悔しています。

さて、肝心の雅楽の説明を少しさせていただくと、
日本の雅楽は、日本古来の歌と舞、
古代アジアから伝わった器楽と舞が日本化したもの
およびその影響を受けて新しくできた歌の総体だそうで、
平安時代の中期(ほぼ10世紀)には、今日の形に完成していたそうです。
あらためて知ると、すごく長い歴史ですね。
それが、今に至って、脈々と受け継がれているのに、
ちっとも何にもしらないのは、勿体ないことかもしれないと思いました。

で、いまだ・・・・勿体ないままです。(爆)

この演奏会は、管弦(←演奏)と、舞楽(←演奏付き舞)で構成されており、
両方で、2演目づつ催される、1時間半のものでした。

管弦の曲目 ・・・ 太食調音取(たいしきちょうのねとり)
        ・・・ 催馬楽更衣(さいばらころもがえ)
        ・・・ 抜頭(ばとう)
        ・・・ 長慶子(ちょうげいし)

舞楽の曲目 ・・・ 輪台(りんだい)←左方の舞(中国系)
        ・・・ 納曽利(なそり)←右方の舞(朝鮮系)

どうです〜?
ちっともピンときませんよね!
私も、なんとも説明できません・・・。
そこで!
ご興味がある方は、こちらの音色を視聴くださいませ〜。
どうぞ、つかの間の雅がございます。

舞のほうは〜、説明〜、できな〜〜いっ。
できかねまする。

ただ、ざっくばらんな感想をいうと、
視覚的には、エキゾチック満喫でした。
まさに古の平安時代を思い起させる(NHKの大河ドラマを思いだす)
衣装のきらびやかさ、美しさ。
そして、何より驚いたのが、その演者(←こう書いていいのかしらん?)の、
佇まいの見事さというか、無駄な動きがないというのは、
こんなにも美しいものなのかと、動じいりました。
所作、完璧です。

たとえば、縦笛を吹いていても、呼吸の乱れなしというか、
みなさん、息してる? と、思わずにいられないくらいでした。
そうそう、笛を持つ手の優美なこと。
驚きました。

肝心の曲の印象ですが、結局はワビサビどころか音階も不安定な女、
ただ、ただ、音色に耳を傾けるだけでした。
主旋律の、篳篥と笙と龍笛の奏でる音と、他の(←まとめすぎ)楽器の奏でる音、
オーケストラと演奏と趣はまったく違って、音が寄り添い合う感じで、
私の瞼も寄り添いあいそうでした。(←こらこら)
これを皆さん、静かに聞いておりました。
おそらく(笑)1曲終ったんじゃなかろうか、という時にも、
一瞬の静けさがあり、演者のお辞儀に呼応するかのように、
拍手を始めます。
この間がわからず、1回目は慌てて、拍手しましたが、
同じような方はいらっしゃるとみえて、
次回、一呼吸、早く拍手の音が鳴り響いていました。
こうした拍手ひとつとっても、通な方との違いがくっきりです。

休憩も、2回ばかり入ったでしょうか・・。
舞楽になると、大太鼓の方が出てこられて、
その裏手に位置取り、どんな音を聞かせてくれるか楽しみでした。
太鼓は左右の大太鼓の後ろにも一台づつあり、
どちらの太鼓も大太鼓の後を追うように小太鼓が鳴り、
小さな太鼓が音を追う様が微笑ましかったです。

さて、舞台の舞に目をむけると、
その静かなこと、友だちが言っていたのですが、
まるで太極拳を優美な踊りにしたような舞です。
4人で舞っていても、2人で舞っていても、
その動作は同じで、
舞っている方は若者から壮年の方までいても、
壮年の方の優美さに目がいきました。
思っていた以上に、ゆっくりしたペースで、
動きの意味合いがわからないので、
知らないものの悲哀、睡魔、が再び。
ただ、これが気持ち良いんです・・。

本格的伝統芸能の繰り広げられる中で、
ふっと、意識が飛ぶ、贅沢。(←本当は、反省)

そんな、ちょっとトリップ、そこまで、
みたいな状態でしたので、
あれっ? 終わり? もう終ったの〜? と、
名残惜しく、
たぶん、生涯、たった一度の機会を後悔して終えました。

この春の演奏会は、
推測の粋をでませんが、宮内庁の関係機関に携わっている方への
お礼としての招待だったんじゃなかろうかと思います。
それを、社長(大会社のよ!)から招待状をいただいた、
友だちのご主人様が、都合により行かれなかったため、
私のような粗忽ものが行けた次第です。

秋になると、
希望者からの応募を経て抽選し当選した方に、
雅楽を披露してくださる会があるようです。
この応募の時期は、夏のようですが、
去年だと6月の終わりには告知がされ、
応募の締切日は、7月31日までだったらしいです。
もし、雅な時間を楽しんでみようじゃないか、
と、思われる方がいらっしゃいましたら、
こちら宮内庁のHPで雅楽のところでお確かめくださいませ。

それで、雅楽庁舎を後にしたわけですが、
先を急ぐ都合もあったので、散策は、天守台のところを上がっただけにしました。
ゆっくりする余裕があれば、
そこでしか買えないグッズのある売店などに足を向けることができたようです。

ここまでお付き合いくださいました方の中に、
鑑賞してみたいと思われた方で都内近郊にお住いの方がいらしたら、
新小岩の於玉稲荷神社(おたまいなりじんじゃ)で、
今度の29日、雅楽演奏会があるようですので、
お問い合わせされたらいかがでしょう。
めったにない機会だと思います。

それでは、長々とお付き合いありがとうございました。
全ての画像は、2回ほどクリックされたら、ご覧になりやすい大きさになります。
レイアウトの手間を惜しんで、最後に、ダダッ〜と貼り付けて、
本当に粗忽者で失礼しました。

和文英文この門の手前にも検問所みたいなのがありました













別になくてもって思ったけど・・渡されるとなんだか嬉しい・笑ここが会場〜・警備の方が毅然としていて印象的







友だちがカメラ発見、この右が出入り口回廊風なのが伝わればいいなぁ・・舞台











いただいたパンフレット(A4サイズ)これが管弦の様子舞楽のようす











小高いだけだった天守閣跡登るといってもこんな感じ天守台から正面左よりに武道館の屋根がちょこん