快晴の空も疲れがでたのか、
今日は薄曇で雨がポツポツ降っています。
お天気も、何をとっても、いろんな日がありますね。
違っているから、違いが感じられるんだと、
鈍感ものは、そんな風に思います。
ここに並べた作品は、みんな個性豊かで、
作品に共通項を観ることは出来ません。
ただ、この健気に観た(笑・ごめん)3つの作品から受け取ったイメージは、
しいてあげるなら、混沌。
混沌と入り混じったものの中身も、きっと人それぞれ違うんでしょうね。
先日放送のスマスマで、小津監督が、かつて、映画は観終わってから始まる、
と、いうようなことをおっしゃられていたと聞きましたが、
これらの映画も、記憶の片隅にコトンと残り、
自分の中で、その映画を脹らませていくものだと思いました。
気のせいかな。(笑)
ただ、マイチョイス(笑)で観た最後の作品、
キサラギのラストも、
どうとるかはあなた次第というところにオチていて、
それは、楽しい偶然でした。
では、この先、長くなりますが・・
今日は薄曇で雨がポツポツ降っています。
お天気も、何をとっても、いろんな日がありますね。
違っているから、違いが感じられるんだと、
鈍感ものは、そんな風に思います。
ここに並べた作品は、みんな個性豊かで、
作品に共通項を観ることは出来ません。
ただ、この健気に観た(笑・ごめん)3つの作品から受け取ったイメージは、
しいてあげるなら、混沌。
混沌と入り混じったものの中身も、きっと人それぞれ違うんでしょうね。
先日放送のスマスマで、小津監督が、かつて、映画は観終わってから始まる、
と、いうようなことをおっしゃられていたと聞きましたが、
これらの映画も、記憶の片隅にコトンと残り、
自分の中で、その映画を脹らませていくものだと思いました。
気のせいかな。(笑)
ただ、マイチョイス(笑)で観た最後の作品、
キサラギのラストも、
どうとるかはあなた次第というところにオチていて、
それは、楽しい偶然でした。
では、この先、長くなりますが・・
亀は意外と早く泳ぐ (←詳しい作品情報はコチラをクリックしてください)
ゆるゆる、ほぇ〜っ(笑)な、くすくす度、60度の映画。
キッチュに可愛らしく作られているので、
スパイという状況に過剰反応して、このユルさから脱線したら損しちゃう。
笑いだとか、胸キュンだとか、変てこだとかの、
いろいろなツボを、こちょこちょ、こちょこちょっとくすぐってくるのが、
しつこくて、楽しくて、何だか映画を観ているというより、
友だちとだらだらお茶飲んでフザケてる感じの映画。
脱力系エンターテイメントの言葉に恥じない意欲作だけど、
これ面白いから絶対観て、と友だちに勧めるには、
ちょっと勇気がいる・・・ハズ。
つまらなかったと言われたら、
まるで自分がギャグをすべったみたいで淋しくなりそう。
主人公スズメ役の上野樹理ちゃんがいい味を出しているんだけど、
その純情さ(ウブさ?)をコミカルに笑い飛ばしている時、
まるで、自分を笑いとばしているみたいに、
くすぐったく笑っている人はやばい・・かも。
わたし・・・やばかったかも。(笑)
デリカテッセン(←詳しくはコチラ)
イメージで、グロいのは嫌だ〜と思っていたものの、
思いきって観たら、結構、破天荒なドタバタ映画で、
そのブラックユーモアの波にどんぶらこ〜。
変わった映画でした。
それもそのはず、と、いうか、
ふたりいる監督の内のひとりが、「アメリ」の監督というから、
風変わり、という点では、ご理解いただけるかなぁ・・。
食材の仕入れは、下宿人募集の広告という恐ろしいお店だったけれども、
生きること、食べることは、他の命をいただくことという、
根源的なところをアザトク描いていて、
しかも、どの命が大切かという判断基準の身勝手さが出ていて、
おぞましく感じるより、頭脳に訴えるかんじ。
菜食主義奨励映画?(笑)
でも、やっぱり、食材確保に及ぼうとする時は、
ドキドキハラハラする。
その後の予想もつかない展開には、ただ唖然。
先行きが見えないまま、気がついたらハッピーエンドで、
屋根の上で、音楽を奏でる、シアワセそうで平和な光景。
それに文句をつける人はいないだろうから、
このグロそうで、エグそうで、シニカルだった映画は、
意外とすっきり観終われて不思議〜な感じ。
地底人たちも、ハッピーだといいな。
観たら忘れられないという点で、印象度、90。
トーク・トゥ・ハー(←詳しくはコチラ)
変態の話を何も好んで観なくても、と、思っていたけど、
普通の人と変人を分けるのは案外ささやかなことなのかもしれない。
ただ、変態行為に及ぶには、変人からの距離のほうが断然近いわけで、
それは薄氷いちまい位の危うさで、
変人にその責任を問おうとしても、それは彼の理にはかなっているので、
普通の価値観を持つ人がどう裁こうが、どう責任を取らせようとも、
平行線を辿ることになるんだと思う。
と、ここまで変人と書いたけれども、
主人公のドミニクは、長年母の看病だけに人生を費やしてきた孤独な人。
彼の部屋から見えるバレエ教室のアリシアを愛するようになって、
ようやく見るだけの愛から卒業しようとしていた時に、
アリシアが昏睡状態に陥ることで、看る愛を生きがいにする。
そのパーフェクトな看護ぶりと、ドミニクの穏やかな幸せは、
誰に迷惑をかけているわけでもないし、
孤独が癒されているドミニクを見るのは、結構、いい感じだった。
でも、そこに横たわっているのは、若くて美しい女性。
意志を示すことはなくても、肉体としての存在感はあるわけで、
ある日、ドミニクは、一本の映画に触発されて、
その薄氷を、ぱりん、と、割ってしまう。
その行為は、決して、許されない。
なのに、この映画では、この行為がもたらしたことに免罪符を与えてしまう。
結局のところ、許すかどうかは、アリシアが判断することで、
それが、どういう結論に至るのかはわからない。
愛する人が同じ昏睡状態に陥った病院でドミニクと知り合い、
お互いの孤独に共鳴しあうように友人になったマルコ。
彼に残されたのが奇跡だったのか、何だったのか、
あらゆる投げられたテーマへの結論は、彼に持ちこされて、
映画が終っても、第2幕が始まる予感に引きずられる。
好きかどうかはともかくとして、
一方的な会話の歪みを自覚し促される作品。
一方通行の会話の極限的な優しさと、虚しさと、怖さに満ちている。
そこには確かに愛があるのに、愛は身勝手な様相を崩さず、
自己完結型のシアワセが長続きしないのは、ある意味、ホッとする。
それは、本当のシアワセとは思えないから。
でも、本当のシアワセが何かと問われても私には答えられない。
愛は結局身勝手なものかもしれないから。
ただ、もしアリシアがカトリックで、それをドミニクが知っていたとしたら、
知らなかったとしても、意識下にあったとしたら、
ドミニクのしたことは、一層、罪深いというより、横暴で、許されざることだと思う。
この点だけが、少しひっかかった。
マルコの彼女の姉の神の話からは何を引き出したかったんだろう・・。
この映画にでてくるジェラルディン・チャップリンが懐かしかった。
彼女の姿を映像で観たのは、大昔の「愛と哀しみのボレロ」以来かもしれない。
余韻の深さでいったら、二重マル。
自分の価値観を問われたら、何てつまらない答えしか用意できないんだろうと思う。
キサラギ(←詳しくはコチラ)
12月に劇場で観られた最後の機会を、
息子の早帰り日程で諦めた作品。
でも、観ておけば良かった〜と、後悔。
ストーリーは、自殺したアイドル如月ミキの一周忌に集まった、
5人のファンがおりなす密室劇。
そこで、いちばん単純で切なかったのが、
家元こと、そのオフ会の主催者。
主催者なのに、威張った参加者に言われるまま服も着がえるし、
人には気を使うし、と、
自分の呼びかけに集まってもらった人に気遣うようすに、
なんだか思い当たるものが重々(笑)。
で、いちおう考えていた段取りもあるのに、
集まった人たちときたら、てんで勝手。
そればかりか、その会を促されたのは、
如月ミキの自殺の真相を探るためだったと判明。
自殺ではなく、殺人だと主張する、オダユウジと名乗る男。
ミキの生写真を持っていたスネーク。
本名をHNにしていた安夫。
ミキのカチューシャを頭にはめている挙動不審なオヤジのイチゴ娘。
これでまとまるワケがない。
でも、それが徐々に、いろいろなことがわかってきて、
最後は、ミキの死の真相に迫ることになるんだけど、
これが、途中で、どういうことかわかってても、
観てて最高に嬉しくて、ハッピーな感じ。
アイドルとの距離は、ファンからは計れない。
計れるものでもないと思う。
でも、心底、応援する気持ちは、しっかり届くという、
誰であれファンの立場でいる人には心温まるストーリー。
なんか単純だけど、マジ泣きしました。
3流タレントで終りそうだった、ミキちゃんだけど、
本当に愛されていて、シアワセだったんだなぁと思った。
大磯ロングビーチで歌う過去映像が良かった。
なんていっても大磯ロングビーチだもん。(笑)
それに合わせて、踊る5人組も、最高にシアワセそうで良かった。
アイドルとファンが力を与え合うものだと素直に感じ取れる作品。
都合よくできていたのは否めないけど、
キャストも豪華で、一見の価値ありだと思うし、楽しかった。
それにしても、アイドルとの距離が近いほど優越感を感じて、
遠い人がかなり凹むところなんて切実。
ファンレター200通書こうかしらん。(爆)
最後に、翌年のオフ会模様が流れるのだけど、
ファンの数だけ、いろいろな想いがあるのだと痛感させられた。
娯楽度80、身につまされど(笑)70。
ゆるゆる、ほぇ〜っ(笑)な、くすくす度、60度の映画。
キッチュに可愛らしく作られているので、
スパイという状況に過剰反応して、このユルさから脱線したら損しちゃう。
笑いだとか、胸キュンだとか、変てこだとかの、
いろいろなツボを、こちょこちょ、こちょこちょっとくすぐってくるのが、
しつこくて、楽しくて、何だか映画を観ているというより、
友だちとだらだらお茶飲んでフザケてる感じの映画。
脱力系エンターテイメントの言葉に恥じない意欲作だけど、
これ面白いから絶対観て、と友だちに勧めるには、
ちょっと勇気がいる・・・ハズ。
つまらなかったと言われたら、
まるで自分がギャグをすべったみたいで淋しくなりそう。
主人公スズメ役の上野樹理ちゃんがいい味を出しているんだけど、
その純情さ(ウブさ?)をコミカルに笑い飛ばしている時、
まるで、自分を笑いとばしているみたいに、
くすぐったく笑っている人はやばい・・かも。
わたし・・・やばかったかも。(笑)
デリカテッセン(←詳しくはコチラ)
イメージで、グロいのは嫌だ〜と思っていたものの、
思いきって観たら、結構、破天荒なドタバタ映画で、
そのブラックユーモアの波にどんぶらこ〜。
変わった映画でした。
それもそのはず、と、いうか、
ふたりいる監督の内のひとりが、「アメリ」の監督というから、
風変わり、という点では、ご理解いただけるかなぁ・・。
食材の仕入れは、下宿人募集の広告という恐ろしいお店だったけれども、
生きること、食べることは、他の命をいただくことという、
根源的なところをアザトク描いていて、
しかも、どの命が大切かという判断基準の身勝手さが出ていて、
おぞましく感じるより、頭脳に訴えるかんじ。
菜食主義奨励映画?(笑)
でも、やっぱり、食材確保に及ぼうとする時は、
ドキドキハラハラする。
その後の予想もつかない展開には、ただ唖然。
先行きが見えないまま、気がついたらハッピーエンドで、
屋根の上で、音楽を奏でる、シアワセそうで平和な光景。
それに文句をつける人はいないだろうから、
このグロそうで、エグそうで、シニカルだった映画は、
意外とすっきり観終われて不思議〜な感じ。
地底人たちも、ハッピーだといいな。
観たら忘れられないという点で、印象度、90。
トーク・トゥ・ハー(←詳しくはコチラ)
変態の話を何も好んで観なくても、と、思っていたけど、
普通の人と変人を分けるのは案外ささやかなことなのかもしれない。
ただ、変態行為に及ぶには、変人からの距離のほうが断然近いわけで、
それは薄氷いちまい位の危うさで、
変人にその責任を問おうとしても、それは彼の理にはかなっているので、
普通の価値観を持つ人がどう裁こうが、どう責任を取らせようとも、
平行線を辿ることになるんだと思う。
と、ここまで変人と書いたけれども、
主人公のドミニクは、長年母の看病だけに人生を費やしてきた孤独な人。
彼の部屋から見えるバレエ教室のアリシアを愛するようになって、
ようやく見るだけの愛から卒業しようとしていた時に、
アリシアが昏睡状態に陥ることで、看る愛を生きがいにする。
そのパーフェクトな看護ぶりと、ドミニクの穏やかな幸せは、
誰に迷惑をかけているわけでもないし、
孤独が癒されているドミニクを見るのは、結構、いい感じだった。
でも、そこに横たわっているのは、若くて美しい女性。
意志を示すことはなくても、肉体としての存在感はあるわけで、
ある日、ドミニクは、一本の映画に触発されて、
その薄氷を、ぱりん、と、割ってしまう。
その行為は、決して、許されない。
なのに、この映画では、この行為がもたらしたことに免罪符を与えてしまう。
結局のところ、許すかどうかは、アリシアが判断することで、
それが、どういう結論に至るのかはわからない。
愛する人が同じ昏睡状態に陥った病院でドミニクと知り合い、
お互いの孤独に共鳴しあうように友人になったマルコ。
彼に残されたのが奇跡だったのか、何だったのか、
あらゆる投げられたテーマへの結論は、彼に持ちこされて、
映画が終っても、第2幕が始まる予感に引きずられる。
好きかどうかはともかくとして、
一方的な会話の歪みを自覚し促される作品。
一方通行の会話の極限的な優しさと、虚しさと、怖さに満ちている。
そこには確かに愛があるのに、愛は身勝手な様相を崩さず、
自己完結型のシアワセが長続きしないのは、ある意味、ホッとする。
それは、本当のシアワセとは思えないから。
でも、本当のシアワセが何かと問われても私には答えられない。
愛は結局身勝手なものかもしれないから。
ただ、もしアリシアがカトリックで、それをドミニクが知っていたとしたら、
知らなかったとしても、意識下にあったとしたら、
ドミニクのしたことは、一層、罪深いというより、横暴で、許されざることだと思う。
この点だけが、少しひっかかった。
マルコの彼女の姉の神の話からは何を引き出したかったんだろう・・。
この映画にでてくるジェラルディン・チャップリンが懐かしかった。
彼女の姿を映像で観たのは、大昔の「愛と哀しみのボレロ」以来かもしれない。
余韻の深さでいったら、二重マル。
自分の価値観を問われたら、何てつまらない答えしか用意できないんだろうと思う。
キサラギ(←詳しくはコチラ)
12月に劇場で観られた最後の機会を、
息子の早帰り日程で諦めた作品。
でも、観ておけば良かった〜と、後悔。
ストーリーは、自殺したアイドル如月ミキの一周忌に集まった、
5人のファンがおりなす密室劇。
そこで、いちばん単純で切なかったのが、
家元こと、そのオフ会の主催者。
主催者なのに、威張った参加者に言われるまま服も着がえるし、
人には気を使うし、と、
自分の呼びかけに集まってもらった人に気遣うようすに、
なんだか思い当たるものが重々(笑)。
で、いちおう考えていた段取りもあるのに、
集まった人たちときたら、てんで勝手。
そればかりか、その会を促されたのは、
如月ミキの自殺の真相を探るためだったと判明。
自殺ではなく、殺人だと主張する、オダユウジと名乗る男。
ミキの生写真を持っていたスネーク。
本名をHNにしていた安夫。
ミキのカチューシャを頭にはめている挙動不審なオヤジのイチゴ娘。
これでまとまるワケがない。
でも、それが徐々に、いろいろなことがわかってきて、
最後は、ミキの死の真相に迫ることになるんだけど、
これが、途中で、どういうことかわかってても、
観てて最高に嬉しくて、ハッピーな感じ。
アイドルとの距離は、ファンからは計れない。
計れるものでもないと思う。
でも、心底、応援する気持ちは、しっかり届くという、
誰であれファンの立場でいる人には心温まるストーリー。
なんか単純だけど、マジ泣きしました。
3流タレントで終りそうだった、ミキちゃんだけど、
本当に愛されていて、シアワセだったんだなぁと思った。
大磯ロングビーチで歌う過去映像が良かった。
なんていっても大磯ロングビーチだもん。(笑)
それに合わせて、踊る5人組も、最高にシアワセそうで良かった。
アイドルとファンが力を与え合うものだと素直に感じ取れる作品。
都合よくできていたのは否めないけど、
キャストも豪華で、一見の価値ありだと思うし、楽しかった。
それにしても、アイドルとの距離が近いほど優越感を感じて、
遠い人がかなり凹むところなんて切実。
ファンレター200通書こうかしらん。(爆)
最後に、翌年のオフ会模様が流れるのだけど、
ファンの数だけ、いろいろな想いがあるのだと痛感させられた。
娯楽度80、身につまされど(笑)70。



ちょうど今、キサラギ見終わったところ。(爆)
ナイスタイミングです。
これ、身につまされたわ〜。(笑)
一緒に観ていた家族とは別な意味でツボがいっぱい。(^_^;)
伏線の張り方も絶妙で、あそこがこうなって繋がるか〜。みたいなパズル遊び的楽しみ方もできるとても面白い作品でした。
字数制限・・続く。(笑)